ケネディ家。ジョン・F・ケネディ元大統領の甥。
2024年アメリカ大統領候補に出馬を決定したロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFK Jr. / Robert F. Kennedy Jr.)(69歳)は、公害や自然などの環境、また、社会的弱者に関する法的問題に長年取り組んできた、環境弁護士。
JFK大統領は1963年に暗殺されたが、その弟で今回の主役・RFK Jr.の父=RFK司法長官は、1968年に大統領候補として活動中、RFK Jr.が14歳のとき暗殺されている。
RFK Jr.の父の弟・テッド・ケネディは、米国上院年功ランキングで歴代2位。ほぼ半世紀もの期間、上院議員だった。(ジョー・バイデン現大統領は、この上院年功ランキングにおいて歴代4位。それより長いので相当尊敬されている。)
駐日米国大使だったキャロライン・ケネディはJFKの娘。あと1週間足らずで6歳というときに父親が暗殺された。RFK Jr.の父は、キャロラインの父親代わりでもあったという。
純粋さと悲劇、または、正義と悲劇のケネディ家にあって、米国の政治に関わり続けてきたRFK Jr.は、今年2023年4月に正式に大統領選挙立候補を表明した。
RFK Jr.の情報はどこにある?
・ロバートケネディジュニア wiki(英語サイトをgoogle翻訳で日本語訳)
・2024大統領選挙公式HP Kennedy24
・RFK Jr.(Robert F. Kennedy Jr.) twitter
RFK Jr.の声がかすれているのは病気?
ロバート・ケネディ・ジュニアは、声がかすれているが、これは43歳頃までに発症したものだという。
Oprah Winfrey Networkに掲載されている「オプラ・マガジン」2007年2月号、オプラ・ウィンフリーとの対談の中で、RFK Jr.は自身の症状について詳しく述べている。
「この病気に罹ったのは43歳くらいまででした。」
「治療法はあります。ボトックス注射(Botox shots)です。4か月ごとに発声器(voice box;Larynx喉頭)に針を刺します(put a needle)。」
インタビュー内容から察するに、内転型痙攣性発声障害のようだ。「声帯内転筋へのボツリヌス毒素の注射により,70%の患者で最長3カ月の間正常な声が回復している。効果が一時的であるため,注入を繰り返すことがある。」
まとめ
・ロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFK Jr.;Robert F. Kennedy Jr.)は、環境弁護士として公害や自然、社会的弱者に関する法的問題に取り組んできた人物である。
・RFK Jr.は、ジョン・F・ケネディ元大統領の甥。2024年アメリカ大統領選挙に立候補することを表明している。
・RFK Jr.は、正義と悲劇、純粋と悲劇のケネディ家の一員。父親と叔父は暗殺されている。彼には内転型痙攣性発声障害と考えられる声の持病があるが、ボトックス注射による治療を継続している。