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伊・元首相ベルルスコーニ議員死去、欧州また日本への影響は?

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イタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)元首相(86)が昨日6月12日午前、ミラノ市内の病院で死去したという。ヨーロッパ社会、また日本への影響はどのようなものだろうか? 3点にまとめてみた。

目次

イタリア政治の混迷

ベルルスコーニ元首相は、イタリアの政治家として30年にわたって活躍した。首相を務めたのは1994年から2011年まで断続的に9年余(共和制イタリアとしては最長期間)、現役議員として影響力を保持していた。

また、ベルルスコーニ元首相は自らが立ち上げた政党・フォルツァ・イタリア(Forza Italia)の党首だった。現在、この政党は政権を担う中道右派連合の第3党であり、大臣5名、副大臣2名、次官6名を擁立しているという。党首の死去によってイタリア国内政治に大きな影響が出ることが予想される。

ヨーロッパ統合に影響を与える可能性

ベルルスコーニ元首相は、ヨーロッパ統合に対して、批判的な立場をとっていた。彼の死去によって、ヨーロッパ統合に影響を与える可能性がある。ただ、彼の支持者たちは、ヨーロッパ統合に反対する立場をとることが予想され、これがヨーロッパ統合に対する新たな障害となる可能性もある。

日本との関係に影響を与える可能性

ベルルスコーニ元首相は、イタリア・日本間の関係強化に尽力してきた。彼の死去によって、日本との関係に影響を与える可能性がある。彼が率いた政党・フォルツァ・イタリア(Forza Italia)の後継者たちは、彼の政策を継承するかどうか不透明であり、これが日本との関係に影響を与える可能性があるため、日本の外交姿勢の早期表明が必要であろう。

まとめ

ベルルスコーニ元首相が2023年6月12日に死去したが、イタリアの国内政治は多少混乱し、ヨーロッパ統合に対するイタリアの態度は統合賛成へと変化する可能性も出てきた。日本との関係強化に努めるイタリア側の死去でもあるので、日本がヨーロッパに一定の影響力をもつためには日本の外交努力が重要となる。

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